健康 肝機能改善

肝機能を高める食事療法

投稿日:2018年9月3日 更新日:

肝臓は身体の毒素を分解して無毒化したり、タンパク質や糖質、脂質といった栄養素を貯蔵し、エネルギーとして使うことの他、胆汁を生成し分泌して、脂肪の消化を助けてくれる機能を持ちます。人が健康的に生きていくにはとても大切な臓器で、割と丈夫なことでも知られています。
その一方でとても我慢強い臓器であることから、機能が低下しても症状が出にくいのが厄介です。もしも身体が何となく疲れると感じたときには、肝臓がかなり疲労した状態になり、肝機能が低下している心配があります。皮膚や白目に黄疸が見られると肝臓がかなり悪化しているサインでもありますから、そうならないためにも日頃から肝機能を高める対策を実践したいところです。
肝機能を高めるには、食事療法が適しています。
質の良いタンパク質を栄養素として取ると、肝細胞を修復して低下しがちな肝機能を高めることが可能です。良質なタンパク質を豊富に含む食材である、大豆製品を食べるようにしましょう。大豆の煮物やきなこ、豆乳や豆腐、納豆に味噌など、日本には大豆に関連する食材が山ほどあります。入手が比較的容易ですから、毎日の食卓に並べる工夫をしてみましょう。
大豆製品以外からもタンパク質を摂取することをおすすめします。玄米やゴマ、卵や乳製品には栄養素が豊富です。また、肉類や魚介類からもきちんと摂取してください。植物性と動物性のタンパク質をバランスよく食べることが大切です。ダイエット中の人だと乳製品や肉類はカロリーが高いからと避ける傾向が強いですが、ダイエットで食事量を減らすと必要な栄養素が不足して肝機能の低下の原因になります。バランスよく食べすぎないように気をつければ、乳製品や肉類の摂取カロリーはあまり気になりません。健康的にダイエットを目指すようにしてください。
便秘改善に役立つ食物繊維を取り入れた食事療法も適しています。食物繊維が不足していると大便が腸の中にいつまでも留まってしまい、大便から有害なガスが発生して血液の中に入り込み、肝臓に達してガスに含まれる毒素を分解するために負担を掛けてしまいます。大便がスムーズに排泄されるようになれば同時に肝臓の負担が減り、肝機能を高めることが可能です。
ビタミン群も肝機能を高めるには大切な栄養素です。抗酸化作用を持つビタミンの働きによって、肝臓の負担が和らぎます。抗酸化作用を持つビタミンはAとCとEです。レバーの他、ニンジンやブロッコリー、カボチャにアーモンドやピーナッツ、ゴマなどを食べましょう。









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