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新型コロナウイルス対策としてオンライン診療を活用しましょう!

投稿日:2022年8月1日 更新日:

オンライン診療(遠隔診療)とは、病院やクリニックに出向かなくても、パソコンやスマホを通して診察を受けられる診療方法です。パソコンやスマホの映像と音声で医師の問診を受け、処方箋を出してもらって、自宅近くの薬局で薬を受け取ったり、薬を送ってもらったりできます。

オンライン診療は、すでに2018年度診療報酬改定で保険導入されていました。ただし、オンライン診療はあくまでも対面診療の補完として位置づけられているため、これまでは、かかりつけ医がいる場合や、受診歴のある患者に限って認められており、オンラインでの初診は認められていませんでした。また、基本的な報酬は月1回で710円と、対面診療の再診料730円と同水準ですが、医学管理に対する報酬に差があり、1回の診療で医療機関が受け取る総額は対面と比べて4割ほど安いこともあって、オンライン診療可能な医療機関は少なかったのが現状です。

しかし、新型コロナウイルスの拡散状況に鑑み、院内感染を防ぐために特別に初診からオンライン診療を認め、医療機関が受け取る報酬も手当てしてオンライン診療の普及を促すことになりました。

全国オンライン診療実施医療機関リストはこちら

オンライン診療緩和のポイントとしては以下の5つが挙げられます。

①初診からオンライン診療が受けられる
ただし、初診時に医師が「医学的に可能であると判断した範囲において」という条件がつきます。

②受診履歴のある患者に新たに生じた症状についての診療・処方は、初診からオンライン診療可能
糖尿病でオンライン診療を受けていた人に、対面診療なしで花粉症の薬を処方できるようになりました。

③ビデオ通信でなくても、電話でオンライン診療が受けられる
本人確認のために保険証のコピーをFAXで送ったり、記載事項を口頭で伝えることができます。

④研修を受けていない医師でもオンライン診療を実施できる
但し、新型コロナウイルスの感染が収束したら、研修の受講が必要になります。

⑤処方箋は医師から薬局へFAX等で送付。患者は電話等で薬剤師から服薬指導を受け、薬は郵送などで送ってもらうことができる
但し、薬剤師が必要と判断したら対面による服薬指導に切り替えます。

以下に、電話・オンライン診療の手順を示します。

1.診療内容の確認

(電話・オンライン診療を行っているか確認)
受診しようと考えている医療機関のホームページを確認するか、直接医療機関の窓口に、電話やオンラインによる診療を行っているかご確認ください。

(かかりつけ医等または最寄りの医療機関)
まずは、普段からかかっているかかりつけ医等にご相談ください。
かかりつけ医等をお持ちでない方は、下記のホームページから電話・オンラインによる診療を行っている最寄りの医療機関にご連絡ください。
*医師の判断によっては、すぐに医療機関を受診する必要があるため、できるだけお住いの近くの医療機関を選択することをお勧めします。

2.事前の予約

(電話の場合)
電話の場合は、医療機関に電話し、保険証などの情報を医療機関に伝えたうえで予約します。

(オンライン診療の場合)
オンライン診療の場合は、医療機関によって予約方法は異なります。詳しくは各医療機関のホームページをご覧ください。

(支払方法の確認)
予約の際に合わせて支払方法についても確認します。

3.診療

(診療開始)
医療機関側から着信があるが、オンラインで接続され、診療が開始します。

(本人確認後、症状説明)
まずは、受診を希望されているご本人であることを確認するために、求められた個人情報を伝えた後に、症状等をご説明してください。
電話やオンラインによる診療では診断や処方が困難な場合があることにはご留意ください。

4.診療後

(医療機関への来訪を推奨されたら)
医療機関に来訪して受診するよう推奨された場合は、必ず医療機関に直接かかるようにしてください。

(薬の処方を受けた場合)
薬が処方され、薬の配送を希望する場合は、薬を出してもらう最寄りの薬局を医療機関に伝えたうえで、診察後、薬局に連絡してください。
電話やオンラインによる服薬指導を受けられ、その後、薬が配送されます(薬局に来訪されて服薬指導を受ける必要がある場合もあります。)

厚生労働省のオンライン診療に関するホームページはこちら









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