早食いはダイエットの大敵!
早食いの人に肥満が多いことは有名です。
日本人を対象した研究で、ゆっくりと食べる人は、肥満になる可能性が低いだけでなく、2型糖尿病、心臓病などのリスクを高めるメタボリックシンドローム(メタボ)になる可能性も低いという結果が出ています。
※Slow Down, You Eat Too Fast: Fast Eating Associate With Obesity and Future Prevalence of Metabolic Syndrome 9 Jun 2018Circulation. 2017;136:A20249
毎日忙しいので難しいとは思います。
でも、「1秒たりとも無駄な時間は過ごしていない!」という人はまれ。
ネットサーフィンに無意味に費やしている時間を、10分でも良いので食事時間に回してみましょう。
ネットじゃなくて10分運動しよう!と言われるより簡単だと思うので、ぜひ^^
ゆっくり食べる方法
1.1口につき今より5回多く噛む
30噛む!というのをよく聞いたことがあると思いますが、結構難しいですよね。
私も何度か試しました。
確かに、ゆっくり食べられます。
でも、ちょっとストレスで「もういいや!」となります。
なので、今の回数より5回だけ増やすようにしてみてください。
これなら、多くの人に許容範囲だと思います。
2.一口の量を少なくする。(スプーンは出来れば禁止で箸を使う。)
しかし、噛む回数を増やすのはイライラしてどうしても無理!という人も多数いるはず。
その場合は、一口の量を少なくしてください。
そのために、箸で食べられるものに関しては、フォークやスプーンは使わないようにしてください。(サラダはフォークじゃなく箸で、親子丼などのご飯ものもスプーンで食べる人がいると思います。)
3.素材の味を生かして薄味にする。
例えば、味の濃いチャーハンはがっと一気に食べられるけど、白ご飯は同じように早くは食べにくいですよね。
薄味だと、しっかり味わずに食べると美味しくないので、自然にゆっくり食べる傾向になります。
4.素材は大き目にカットする。
噛む力が弱いお年寄りや、まだ上手に噛めない幼児には、野菜など細かく刻むと食べやすいです。
その逆で、大き目にカットすれば、食べるのがゆっくりになります。
5.骨付きの肉や魚をチョイスする。
誰でも、一口大でパクパクいける普通のから揚げより、骨付きケンタッキーの方が食べるのが遅いですよね。
魚も丸ごとだと、骨を取らなくちゃいけないので食べるのが遅くなります。
食べる時にめんどくさいものは、自然にゆっくり食べられます。
6.ながら食べは禁止。
スマホやテレビを見ながら食べていると、早食いになります。
はっと気づけば、全部食べてた・・・とか経験ありますよね。
食事を食べた気にならずに、満足感が得られにくいのも大問題。
食べる時は、食に集中しましょう。
7.外食なら、単品ものより定食もの
麺類や丼ものは、一気に食べやすいです。
しかも、ずっと同じ味が続くので、途中から特によく味わおうとせず、噛まなくなる傾向にあります。
定食ものなら、おかずが分かれているので一気食べしにくい。
また、一品一品味が違うので、無意識のうちに味わおうとして、ちゃんと噛むようになります。
これらの中で、出来そう!と思ったものがあれば、1つだけでも試してみてください^^
個人的に思うのですが、私たちの社会で、早食いって褒められがちだと思うんですよ。
小学校では、給食食べるのが早い男子が、みんなから称賛されてたし。
給食食べ終わった人から休み時間になるので、早食いの方が得です。
そして、社会人になってからも、のんびりお昼ごはん食べてると、なんとなく「ちんたらしやがって」と思われる雰囲気の職場って少なくないと思うんです。
最近は変わってきてるかもしれませんが、昭和生まれの私の時代はそんな感じでした。
私自身、子どもの頃から食べるのが遅くって。
遅すぎて怒られたりとか、形見が狭いと感じることが多かったです。
だから、子どもの頃から「早く食べるのが良い」と感じていて、頑張って早く食べてるうちに、それが普通になってしまってる人もいるんじゃないかなと思ってます。
けれども、ダイエットや健康の事を考えると、絶対にゆっくり食べた方が良いのです。
職場などでは難しいかもしれませんが、時間がある時には、意識してゆっくり食べてみてくださいね。
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ダイエットに必須!早食いを予防する方法