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コレステロールと中性脂肪を下げる食事 共通点と違い

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コレステロールや中性脂肪の数値が高いと健康診断で言われた人。

「食事に気を付けてくださいね。」と言われ、パンフレットをもらったものの、いまいちよく分からない。

そんなあなたのために、簡単に要点をお話します。

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健診の血液検査の数値であるコレステロールや中性脂肪は、血液中の脂質(あぶら)です。

これらの数値が高いと、動脈硬化(血管が固くなったり、内腔がせまくなる)が進んでしまい、命に関わる心臓の病気(狭心症や心筋梗塞)、脳卒中などのリスクが高くなります。

大変な事になる前に、数値を下げたい!
では、どうすれば良いか、食事についてお話します。

長い解説は読む気がしなくなるので、なるべく短く、分かりやすくするため、省略して要点だけにしますね。

数値や持病などによっては、食事や運動だけではどうしようもない場合もあります。
もし、健診で病院を受診するように言われたら、自分でなんとかしようとせずに、必ず受診してくださいね。

1.太っているなら、体重を減らす。

もし、すごくバランスの良い食事をしているとしても、「太っている」ことが原因でコレステロールや中性脂肪が高くなります。

健診では身長と体重を測り、BMIという数値が叩き出されていると思います。

この数値が25以上だと、肥満ということになります。

BMIが25未満でも、腹囲が男性なら85㎝以上、女性なら90㎝以上だと、内蔵脂肪が多いということなので、減量が必要です。

要は摂取カロリーが多いので、高カロリーなものは控え、野菜やきのこなど低カロリーなものを食べるようにしましょう。

2.中性脂肪が高いなら糖質を減らす。

数値を上げる原因は、「肥満」以外にもあります。中性脂肪では「糖質」です。

甘いものや、甘くなくてもパン・ご飯・麺・スナック類など。

中性「脂肪」という名前だから、油の摂りすぎか?と思うけど、中性脂肪も場合は糖質の方が原因として大きいです。

もちろん、油は高カロリーなので、油を摂りすぎて肥満になると、その肥満が原因となって中性脂肪も上がります。

だから、私は中性脂肪が高いだけだから、油はいっぱい食べて大丈夫!というわけではないので気を付けてください。

3.LDLコレステロールが高いなら油の種類に気を付ける。

中性脂肪に関係しているのが糖質なら、コレステロールの方は、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、食事中のコレステロールに気を付けねばなりません。

飽和脂肪酸は、バター・肉の脂など動物性油脂に多く含まれます。常温で固形の脂と覚えておくと分かりやすいかも。

トランス脂肪酸は、動物性脂肪の他、マーガリンなどの植物性脂肪にも多く含まれます。
(下記参照)

コレステロールは、ご存じのように卵とかに多いですよね。

食事からのコレステロールはあまり気にしなくて良いというのを聞いたかもしれませんが、これは数値が正常な人の場合です。

すでにコレステロールが高い人は摂り過ぎないようにしてください。

油脂の中でも、植物性油脂(常温で液体の脂)は、コレステロールを上げません。

かと言って、野菜の天ぷらなら大丈夫!と食べまくって太ると、太ったことが原因でコレステロールが上がるので注意しましょう。

油はカロリーが高いので、たくさん食べると太りやすいですよね。

あと、食物繊維はコレステロール値を上げるのを抑えてくれるので、繊維はしっかり摂りましょう。

まとめ

太っている→体重を減らす。

痩せなければならないので、糖質・脂質ともに控えるべし。(甘いものと油っこいもので太りやすいのは承知してると思います。)

その上で、中性脂肪が高い場合は糖質、コレステロール高い場合は動物性脂肪(バターや生クリーム、お菓子、肉の脂など)を特に意識すると良い。

太ってないのに、中性脂肪が高い→糖質を摂り過ぎないように気を付ける。

太ってないのに、コレステロールが高い→動物性脂肪や卵などの摂りすぎに気を付ける&食物繊維を摂る。

短くするつもりが、けっこう長くなっちゃいました。

でも、参考にしてもらえると嬉しいです。

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