食べる量は変わっていないのに、歳を取るにつれて、体重が増えてきました。。。どうしてですか?
と、健診受診者さんから聞かれる時があります。
実際、食べる量も運動量も変わってなくても、歳をとると体重って増えます。
それは基礎代謝が減っているからです。
基礎代謝とは、簡単に言うと、人間が生きていくのに最低限必要なエネルギーです。
例えば、30代女性が20代と同じ食生活を続けたとします。
20代と30代では、必要エネルギーの差は約35キロカロリーとほんのちょっと。(もちろん個人差あります)
でも、その毎日余分の35キロカロリーが10年間蓄積されると。。
35kcal×365日×10年で、127750キロカロリーです。
体脂肪1キログラムは約7200キロカロリーなので。。
127750÷7200で、約17.7kg!も太る計算になります。
だから、若い時と同じ勢いで食べちゃダメなんですね。。
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50kcalの食ベ物の例をいくつか挙げると・・・・
(35kcalは中途半端なので)
ロールパン 1/2個
バナナ 1/2本
りんご 1/2個
ごはん 30g(茶碗1/5杯)
卵 1/2個
ほんの少しですよね。
これなら減らせそうでは?
ただし、もし20代の頃運動していたけど、今はやめてるとなるとまた話は別。
消費カロリーがもっと減っているので、もう少し摂取カロリーを減らさなければなりません。
食べる量を減らさなくても、カロリーは減らせます。
豚バラ肉をもも肉に変える。
鶏肉の皮を取る。
デニッシュをフランスパンに変える。
おやつをアイスクリームからヨーグルトに変える。
など、低カロリーの食材にチェンジすれば、ボリュームはそのままでも大丈夫ですよ^^
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歳をとると太る理由。食べる量は変わってないのに!!