「脂肪肝」は、肝臓に脂肪が過剰にたまった状態です。
食べすぎや運動不足で、摂取エネルギーが消費エネルギーより多い状態になると、余ったエネルギーは中性脂肪になります。
そして、処理されなかった中性脂肪は内臓や肝臓にどんどんたまっていく。
これが脂肪肝の状態です。
初めは脂肪がたまっているだけですが、それを放置すると、肝臓に炎症がおきて、まれですが、肝硬変や肝がんなど命に関わるような状態に発展してしまうこともあります。
脂肪肝に効く薬はないので、治す方法は脂肪を落とすしかありません。
脂肪肝の怖いところは、症状がないし、血液検査の肝機能に必ずしも現れてくるわけではないので、自分が脂肪肝あることに気付いていない人も多いということです。
健診で腹部超音波検査を受けていれば、脂肪肝があるかないかはすぐ分かります。
しかし、超音波検査は会社によってはオプションの有料検査になっていたりするので、全員がやっているわけではないのです。
だから「今まで健診で脂肪肝と言われてことないから大丈夫!」という人も、腹部超音波検査をしているかどうか、確認してみてくださいね。
特に40歳以上の男性で、ちょっとぽっちゃり気味(BMIが23以上くらい)の人は要注意!
定期的に運動もしていないくて、ジャンクフードが好きならば、かなりの確率で脂肪肝です。
閉経前の女性は、男性よりも脂肪肝になりにくい(内臓脂肪より皮下脂肪がつきやすいから)ので、40代では男性に比べかなり少ないです。
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まずは、自分に脂肪肝があるかどうか確かめることが大切。
自分はやばいかも・・・と思った人は、健診で腹部超音波(エコー)を受けてみましょう^^
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ちょっとぽっちゃりの40代男性は脂肪肝に要注意。